2008年4月27日日曜日

Premier_Liegue

2008年4月26日に、Premier_LiegueChelsea_FCManchester_Unitedの試合が行われました。この好カードは1年に何度も見れるわけではなく、しかも現在のリーグの状況は残りわずか3試合にして、Manchesterが首位そして2位にChelseaが続いています。しかも勝ち点の差はわずかに3ポイント差。得失点差ではManchesterが大きく上回っているので、この試合でChelseaが勝っただけではManchesterの首位は変わらないのですが、今後さらに目が離せなくなるという状況でした。Chelseaのホーム「スタンフォードブリッジ」で行われたこの一戦、Chelseaのスターティングメンバーはランパードが欠場したのを除けば、ほぼベストメンバー。なんと、DFのジョン・テリーとリカルド・カルバーリョの2人が揃った試合では80%もの勝率を誇っているそうです。Manchesterのスターティングメンバーはやはりというか、クリスチャーノ・ロナウドはベンチスタート。4日後にチャンピオンズリーグを控えてのこの勝ち点状況なら、主力は温存してディフェンシブになるのも納得です。ただ、ロナウドのプレーを楽しみにしていただけに少し残念でした。試合のほうは、前半Chelseaはかなりモチベーションが高かったようで、11人の選手全てが切れのあるプレーをしていたように見えました。ただ、何度もいいシーンをつくりつつも得点には至らず。バラックとカルーがあまり目立たなくなってきたな、と思っていたら前半終了間際、ManchesterDFを引き付けたドログバがオープンスペースに絶妙なクロスを供給し、これまた絶妙なタイミングで走りこんできたバラックがすばらしいコースにヘディングをねじ込みついに先制しました。迎えた後半戦はとりあえずManchesterは同点にしたいだろうなと思っていましたが、メンバーチェンジはなし。しかし、前半は終始カウンター狙いだったのに対して前線にかける人数を増やしていました。57分、ChelseaのパスミスからルーニーがGKと1対1の状況になり、これをゴール左スミに決めます。あの状態ではまずはずすことがないのがトッププレーヤーの証明ですね。その後はやはりまたディフェンシブになるManchesterでした。Chelseaの攻撃もことごとく防がれ、このまま同点かと思われましたが、86分にPKを得ます。これを蹴るのは当然先ほどヘディングを決めているバラック。相当プレッシャーのかかる場面でしたが、さすにキャリアが違います。見事にキーパーの裏をつく勝ち越しゴールでした。これで2-1となり、ゲームはそのまま終了。これによって勝ち点81でManchesterChelseaが並びました。この2チームは未だにどちらも2冠の可能性を残しています。ただここ数試合のこの2チームを見ていると、Chelseaのほうに勢いを感じました。Manchester有利と言われていますが、追われるプレッシャーと追うしかない状況。気持ち的にはChelseaのほうがプレイにいい影響を与えるような気がします。

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