2008年4月30日水曜日

Champions_League

29日、Champions_Leagueの準決勝セカンドレグのゲームのうちの一つである、Manchester_United VS FC_Barcelonaの試合が行われました。この日はマンチェスターがホームにバルサを迎えての一戦で、FWのルーニー選手を負傷で欠いての試合、方やバルサはロナウジーニョの欠場を除けばほぼフルメンバーでした。特にこの試合で注目されていたのは、やはり現在Champions_Leagueで7得点、得点ランキング1位のクリスチャーノ・ロナウド選手と6得点で同2位のリオネル・メッシ選手の2人の若手スターの活躍でしょう。このゲームの行方次第でこの2人のライバル関係にアドバンテージが発生する可能性は十分にありました。この日のゲームの立ち上がりはまずはバルサが速いパス回しから攻撃的にしかけにいっていました。メッシがボールを持てばすばらしいドリブルで敵陣にえぐりこむなど、どうしても序盤で得点したかったのでしょう。しかし、一見アウェイのバルサが押しているかのようにも見えたこの展開ながらも、どうもマンチェスターの陣営、選手ともに落ち着いてプレー出来ている様子で、むしろバルサの方が早く得点しなければとあせっているようにも見えました。きっとマンチェスターのファーガソン監督も相手は序盤にしかけてくるだろうと想定していたかのようでした。そうこうするうちにバルサDFのパスミスをきっかけにこぼれ球をマンチェスターのスコールズ選手がひろい、ゴール右隅、絶対にキーパーが届かない場所にねじ込みました。こうなると攻めなくてはいけないバルサ、もしここから1点とって1-1でゲームが終了ならアウェイゴールで勝ち上がることができる状況ですから。しかし、その後もマンチェスターがややディフェンシブながらも冷静にボールを支配し、ゲームの主導権を完全ににぎります。メッシ選手がしかけるも最後のシュートやパスは正確性をかき、デコ選手のシュートもあと一歩のところで防がれます。マンチェスター側は豊富な運動量のテベス選手、パク選手らが攻守ともに走り回り、終始バルサの選手にプレッシャーをかけ続けてパスコースを限定していたのが光っていました。結局1-0のまま追加点は入らずゲームは終了。今日のバルサで褒められる内容だったのはクリスチャーノ・ロナウド選手をほぼ完璧に抑えきったことだけかもしれません。チームとしての力では明らかにマンチェスターが試合巧者な内容でした。30日にはもう一つのセカンドレグの対戦が行われます。果たしてManchester_Unitedと決勝で戦うのは!?

2008年4月29日火曜日

SUPER_AGURI_F1

スーパーアグリと呼ばれているF1チームがあります。元F1ドライバーの鈴木亜久里さんが率いるこのチームは日本人の手でゼロから作り上げられた始めてのF1チームです。チームのオーナー、ドライバー、日本の自動車メーカー、タイヤメーカー、パートナー、サプライヤー、すべてが日本人で構成されていて、その活躍が期待されていました。そのSUPER_AGURI_F1が現在資金難で苦しんでいるらしく、その存在を維持することがむずかしいようです。明日の4月30日に鈴木亜久里代表が、ホンダの幹部と今後のチーム活動について緊急会談するそうです。先日イギリスのマグマ・グループとの提携交渉決裂を発表しスペインGPの参戦もあやぶまれていましたが、マシンの提供を受けているHONDAから人件費やガソリンなどレースにかかる経費を立て替えてもらい出走できたそうです。運営資金に必要なのは約100億円必要なのだそうですが、30日の会談でもしも鈴木代表が有力な資本提携先を提示できない場合はHONDAからの援助は打ち切りになってしまうでしょう。そうなると次のレースから走れなくなってしまいます。鈴木亜久里さんといえば1960年生まれの元レーシングドライバーです。中嶋悟に次いで日本で2人目のF1フルのドライバーとして有名で、当時の日本にF1ブームを作り上げた火付け役といってもいいかもしれません。F1デビュー当時はマシンの性能がよくないこともあり、シーズン全て予選落ちとさんざんな結果を残しました。しかし、1990年には日本人で初めての3位表彰台を達成しました。その後もF1ドライバーとして活躍していた鈴木亜久里さんですが、1996年にはF1ドライバーを引退し、スーパーアグリカンパニーを設立しました。そこでも自らドライバーとして活躍していましたが、2000年に完全にドライバーを引退しました。そして2006年にオーナーとしてF1へ参戦し、その後の活躍も注目されていました。おそらく日本人のF1ファンならだれもがその動向に注目していたと思います。私も、是非とも今後は表彰台も目指してほしいと思っていたのですがここにきて戦闘不能の可能性が濃厚なのは残念でなりません。

2008年4月28日月曜日

Gaiants

昨日2008年4月27日、甲子園球場で阪神VS巨人戦が行われました。現在首位の阪神を相手にこの日のジャイアンツの先発は内海投手。6回まで安定感のある投球をみせて、2-1のリードから8回まで細かい中継ぎをして、その1点差を死守していました。9回からはこのカードの第1戦でも3者連続三振にで抑えたクルーン投手。未だに防御率0.00の投手なので、勝利は確定的かと思われました。しかし、この日のクルーンは投球のコントロールが乱れがちで、ノーアウト1塁の場面でも矢野選手の顔面付近に投球し、あわやの場面もありました。さらにツーアウト1塁3塁の場面で被安打、続く打者も歩かせると新井選手をフォアボールでサヨナラの押し出しをしてしまった。このボール判定に切れたクルーン選手は友寄球審に向かっていき、NGワードなども交えて猛然と抗議していました。そして友寄球審は無情にも退場を宣告、収まりのつかないクルーン選手はベンチにグラブを投げつけていました。こういった重要なシーン、サヨナラで押し出してしまうような場面では審判の判断がゲームの勝敗に大きく影響を与えます。そして大抵の場合は負けた側は審判の判定を敗因とし、猛烈に批判するものです。しかし審判の判定というものは、ゲーム中にクレームをつけるのはまだしも、それがどんな現実とずれた判定であれゲームが終わったあとにそれを批判してはいけないものだと思います。なぜなら審判がいるからこそ試合というものが成り立つわけですから。今回のジャイアンツの逆転負けは確かにダメージが大きいと思いますが、ここ数試合のチーム全体のできはよくなってきているように思います。今回の試合でも首位阪神を相手に先発からリードを奪い、中継ぎ陣もそのリードを守り、そして防御率の高いクルーンに繋ぎました。この試合では最後に失点してしまいましたが、判定は紙一重だったし、誰にでも1度や2度の敗戦はあるものです。このパターンを毎試合継続することができれば今後のジャイアンツはかなり高い勝率を誇るようになるでしょう。原監督も今後のジャイアンツの見通しは悪くないと感じているようで、今回の敗戦の後もそんなに悲壮感のようなものは見られませんでした。

2008年4月27日日曜日

Premier_Liegue

2008年4月26日に、Premier_LiegueChelsea_FCManchester_Unitedの試合が行われました。この好カードは1年に何度も見れるわけではなく、しかも現在のリーグの状況は残りわずか3試合にして、Manchesterが首位そして2位にChelseaが続いています。しかも勝ち点の差はわずかに3ポイント差。得失点差ではManchesterが大きく上回っているので、この試合でChelseaが勝っただけではManchesterの首位は変わらないのですが、今後さらに目が離せなくなるという状況でした。Chelseaのホーム「スタンフォードブリッジ」で行われたこの一戦、Chelseaのスターティングメンバーはランパードが欠場したのを除けば、ほぼベストメンバー。なんと、DFのジョン・テリーとリカルド・カルバーリョの2人が揃った試合では80%もの勝率を誇っているそうです。Manchesterのスターティングメンバーはやはりというか、クリスチャーノ・ロナウドはベンチスタート。4日後にチャンピオンズリーグを控えてのこの勝ち点状況なら、主力は温存してディフェンシブになるのも納得です。ただ、ロナウドのプレーを楽しみにしていただけに少し残念でした。試合のほうは、前半Chelseaはかなりモチベーションが高かったようで、11人の選手全てが切れのあるプレーをしていたように見えました。ただ、何度もいいシーンをつくりつつも得点には至らず。バラックとカルーがあまり目立たなくなってきたな、と思っていたら前半終了間際、ManchesterDFを引き付けたドログバがオープンスペースに絶妙なクロスを供給し、これまた絶妙なタイミングで走りこんできたバラックがすばらしいコースにヘディングをねじ込みついに先制しました。迎えた後半戦はとりあえずManchesterは同点にしたいだろうなと思っていましたが、メンバーチェンジはなし。しかし、前半は終始カウンター狙いだったのに対して前線にかける人数を増やしていました。57分、ChelseaのパスミスからルーニーがGKと1対1の状況になり、これをゴール左スミに決めます。あの状態ではまずはずすことがないのがトッププレーヤーの証明ですね。その後はやはりまたディフェンシブになるManchesterでした。Chelseaの攻撃もことごとく防がれ、このまま同点かと思われましたが、86分にPKを得ます。これを蹴るのは当然先ほどヘディングを決めているバラック。相当プレッシャーのかかる場面でしたが、さすにキャリアが違います。見事にキーパーの裏をつく勝ち越しゴールでした。これで2-1となり、ゲームはそのまま終了。これによって勝ち点81でManchesterChelseaが並びました。この2チームは未だにどちらも2冠の可能性を残しています。ただここ数試合のこの2チームを見ていると、Chelseaのほうに勢いを感じました。Manchester有利と言われていますが、追われるプレッシャーと追うしかない状況。気持ち的にはChelseaのほうがプレイにいい影響を与えるような気がします。

2008年4月26日土曜日

Daisuke_Matsuzaka

先日の23日、レッドソックスVSエンゼルスの試合が行われました。この日はMatsuzaka投手がなんとインフルエンザでダウン。レッドソックスの先発投手がアナウンスされるとボストンのスタンドからはざわめきが起こりました。先発投手はDaisuke_Matsuzakaではなくジョン・レスター投手だったのです。これで2日続けての先発変更となったのですが、代役のジョン・レスター投手は5回で4失点し、6-4でエンゼルスが勝利。レッドソックスの連勝は6連勝でストップしました。どうやら現在レッドソックスではインフルエンザが蔓延しているらしく、主将のジェイソン・バリテック捕手は4試合連続で欠場中。マニー・デルカーメン投手も先日の試合の前に帰宅したそうです。予告先発のメジャーリーグでは2日連続で先発投手が変更となるのは異例のことらしく、テリー・フランコナ監督もさぞかし頭を悩ませていることでしょう。ジョン・ファレル投手コーチによると、Daisukeは球場に来た時は普段どうりだったのだが、体の痛みを訴えたために試合開始の2時間前に欠場を決めたそうです。体調管理ができなければプロではないとよく言いますが、さすがにインフルエンザだけはどうにもならないと思います。レッドソックスはまず何よりもインフルエンザからの失点を0にすることが最重要課題ですね。さて、Daisuke_Matsuzaka投手の今シーズンの成績ですが、現在は4勝しています。が、しかし投球のほうは昨シーズンの切れがないような感じがします。少し力んでいるようにも見えますが、昨シーズンよりもいい成績を残したいといったプレッシャーもあるのでしょうか?昨シーズンは初メジャーのシーズンだったので、本来の力を出し切るのはかなり難しかったと思いますが、そろそろメジャーの質にも慣れてきた今シーズンこそは、日本で怪物と呼ばれていたころの切れのある投球を見せてほしいと思います。彼の復帰は早ければ29日だそうですので、まずはきっちりとインフルエンザを直して、29日のブルージェイズ戦できっちりと5勝目をあげてほしいと思います。

2008年4月25日金曜日

Ogasawara

2008年の4月24日、6-2でジャイアンツが今期初の同一カード3連勝を飾りました。ホームランバッターを大量に保有しつつも、開幕当初まったくいいところがなかったジャイアンツですが、ここにきて流れをつかんできたようです。この日の主役はもちろん小笠原道大選手でしょう。東京ドームでの横浜5回戦、一回ノーアウトのランナーは一塁二塁、カウントは1-0から低めのストレートを右翼席のスタンドに叩き込みました。これには原監督も脱帽しての最敬礼での挨拶。この3ランホームランによって流れをつかんだジャイアンツは、チーム一丸となったようで、攻守ともにかみあっていました。小笠原選手は現在34歳、昨オフには左ひざの半月板の手術を決意するなど、年齢的にも体力的にもスポーツ選手としてはきびしい状況だと思いますが、この3ランホームランを見せつけられてはそんな心配もふっとんでしまいました。なんでも、キャンプの最後の夜に山岡打撃投手といっしょにラーメンを食べている席で小笠原選手は、「山岡投手の年になるまで現役を続けるつもりだから、そのときまで投げ続けて下さい」と話していたらしいです。山岡投手といえば現在47歳。これからさらに10年以上も現役をつづける計算になりますが、本当にそのつもりなのでしょうね。是非ともがんばってほしいと思います。ジャイアンツはこれで3連勝したとはいうものの、未だにリーグでは4位という状況です。今日から現在首位の阪神と甲子園球場での3連戦にいどみますが、前回負け越しているとはいえ、なんとか頑張ってリーグを面白くしていってほしいと思います。ジャイアンツはホームランバッターが多いとはいえ、チームワークといった観点からみれば他のチームに劣る部分は否めないと思います。まだリーグは長いのでこれからどんどんチームワークはよくなっていくはずですが、そうなった時に、リーグが混戦の状況だととても盛り上がるのではないでしょうか?原監督も、誰もが尊敬する名選手であり、監督としても伸び盛りの段階なのでしょうから、今後の采配にも注目してみたいと思います。

2008年4月24日木曜日

Champions League

先日、欧州チャンピオンズリーグの準決勝ファーストレグが行われました。対戦カードはLiverpool VS Chelsea と、Barcelona VS Manchester United です。私はとあるスポーツバーでBarcelona VS Manchester United を観戦しました。第1戦はバルセロナホームですが、Barcelonaはプジョールがイエローカードで欠場、ロナウジーニョも相変わらず欠場、チームは絶不調、しかもManchesterはフルメンバーなうえにクリスチャーノロナウドが目下絶好調と、圧倒的にマンチェスター有利かと思っていました。前半2分、マンチェスターはいきなり右CKのチャンスを獲得しました。それに合わせたロナウドのヘディングをDFミリートが手で弾いてしまい、これがハンドによるPKの判定。バルサイレブンは審判にわざとではないと食い下がっていましたが、判定は覆らず。私もホームで開始早々この判定はないだろうと思いました。PKのキッカーは当然現在プレミアリーグ、そしてCLでも得点王のロナウド。これで決勝に進むのはマンチェスターかぁ、と思っていたらなんとボールは右ポストを直撃。まさかのPKミスはだれもが想像してなかったところですが、これで試合は俄然おもしろくなりました。やはり、CLの準決勝ともなるとプレッシャーもハンパではないのでしょう。このミスに救われたバルサはやはり波にのりました。完全にゲームの主導権を握り、面白いようにパスが繋がっていました。これが本来のBarcelonaというチームなのでしょう。シュート数も圧倒的で、6本しかシュートを打っていないマンチェスターに対して、合計で21本ものシュートを放ちました。特に、この試合で復帰のデコの動きがよかったように思います。終始冷静なプレーで、何度もシュートチャンスを作り出していました。中盤にデコのような視野の広い選手が入ったことによってバルサのポゼッションサッカーが復活したのでしょう。マンチェスターについては、おそらくルーニーが右サイドの引き気味の位置でプレーしていたのが、この一方的な展開を生んでしまったように思います。監督に考えがあってのこのフォーメーションなのでしょうけれど、個人的には采配ミスではないかと思います。結果ファーストレグは0-0のドローで終了したのですが、この試合内容ならもしかしたらバルサが決勝に進む可能性も十分にあるのではないでしょうか。個人的には決勝戦は違うリーグ同士の試合が見たいので、ぜひとも一発を見せてほしいと期待しています。セカンドレグがとても楽しみです。