2008年5月9日金曜日

Ganba-Osaka

アジア・チャンピオンズ・リーグが7日に各地で1次リーグの第5戦を行いました。現在G組で首位につけているガンバ大阪はこの日タイのチョンブリを2-0で下し、勝ち点を13とし、初の1次リーグ突破を決めました。日本勢の8強入りは昨年の優勝チームである浦和レッズとヴェルディ川崎に次いで3クラブ目となります。この日は蒸し暑い敵地バンコクでの厳しい戦いで、引き分けでも1位が決まる状況でした。しかし監督はタイに乗り込む前のミーティングでも勝ちにいくようにと選手達に行っていたそうです。ガンバ大阪のスターティングメンバーはGK松代、DF加地、中沢、山口、安田理、MF明神、橋本、ルーカ、二川、FW播戸、バレーの4-4-2でした。試合開始早々にいきなりミスからピンチを招いてしまいますが、なんとかGK松代選手のファインセーブで切り抜けるとその後は一進一退の攻防をくりひろげ、0-0のまま前半を終了します。そして試合が動いたのは後半19分。途中出場の山崎選手が安田理の左クロスを頭で合わせゴールネットを揺らしました。なんとこれが山崎選手のファーストタッチでのゴール。彼は2週間前のメルボルン戦でも2ゴールをあげてチームを勝利に導いています。さらに後半31分に加地選手からの右クロスをルーカス選手が右足で合わせて勝負を決めました。そして、試合はこのまま終了。今シーズンのガンバ大阪はJリーグでは昨シーズンほどの結果を残せていませんが、アジア・チャンピオンズ・リーグでは厳しいはずのアウェー戦を3戦ともすべてものにするという勝負強さを見せています。今後もこの調子で決勝トーナメントを勝ち上がってほしいものです。一方鹿島アントラーズはホームのカシマスタジアムで、タイのクルンタイ銀行に8-1と圧勝しています。この日は小笠原選手が見せており前半の19分と21分に連続アシストでゴールショーの口火を切れば、後半5分にも自ら左足を一閃。終盤でもフリーキックとコーナーキックを立て続けにダニーロ選手の頭に合わせ、この日はセットプレーだけで実に4アシストという活躍ぶりを見せました。この勝利で勝ち点を7とし、得失点差で現在首位の状態。21日のゲームに勝てば決勝トーナメント進出がほぼ決定します。

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