2008年5月20日火曜日

Kobashi

プロレスリング・ノアの鉄人こと小橋健太さんが後楽園ホールで勇姿を披露しました。約2年ぶりの凱旋を果たしました。腎臓がんを克服した小橋さんには、マスコミの取材依頼や講演要請なども殺到しており、その不屈の生き様を見せることによってプロレスを世間に訴えています。「小橋コール」が2年ぶりに後楽園の館内にこだましました。ここ聖地のファンは、腎臓がんを克服して闘い続ける熱い男の帰還を今か今かと待っていたのです。本田多聞さんと谷口周平さんを従えた小橋さんは、秋山準さん、力皇猛さん、志賀賢太郎さんとメーン6人タッグ戦で激突しました。豪快なチョップの連発に加えて、秋山さんの誘導で場外から観客席でも大暴れするなど、小橋さんは開幕せんからエンジン全開でした。このツアーは、10大会中9大会に出場、復帰後初となる東北、北海道にまで小橋健太さんの熱い熱気を伝えます。開幕直前の5月11日京都、福知山での故郷凱旋に加え、ツアー後の5月14日横浜文化体育館にも参戦しました。ほとんど全戦参戦であり、完全復活も間近であることを予感させます。オフには一般の雑誌や新聞の取材依頼も殺到しており、小橋さんへの注目度の高さが伺えます。これはおそらく小橋さんの生き様そのものが、プロレスというものを体現しているからでしょう。このように彼はリングの外でもプロレスラーとしての生き様を訴え続けているのです。また、小橋さんはオフの日曜日や祝日でも道場の中で黙々とトレーニングを続けているそうです。これは1年間、365日、ほとんど練習を休むことはないということを意味します。レスラー自体が小粒化して、格闘家というよりは並みの人間が多くなった感もありますが、小橋さんには猛練習で培った強靭な肉体、そしてがんと闘う生き様など、うっかり忘れかけていたプロレスラーのすごさ、「超人伝説」が息ずいています。最近はスロットでも「キン肉マン」が登場したりと、プロレスの人気が少しずつ復活してきています。小橋さんならばもしかしたらもう一度プロレス一時代を築けるかも知れません。

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