2008年5月1日木曜日

Chelsea_FC

現地時間の30日、Chelsea_FC VS Liverpoolの一戦が雨の中チェルシーのホームであるスタンフォードブリッジで行われました。チェルシーは現在4年間以上もホームでの国内のチームとの対戦成績が無敗であり、このゲームもチェルシー優勢の下馬評でした。方やリバプールは目下絶好調のフェルナンド・トーレス選手が注目されており、一発が期待されていました。立ち上がりはお互いに雨の中ながらも、早いタッチと正確なパスまわしで、相手の様子を見ます。じょじょにチェルシーが押し始め、何度もシュートを放ちましすが、これもリバプールのGKレーマン選手のファインセーブによって得点には至りません。リバプールはどちらかというと引き気味の立ち上がりで、FWのフェルナンド・トーレス選手にボールを収めるのを狙いとしていたようです。前半の33分、チェルシーはややオフサイド気味の位置にいたカルー選手がパスを受け、ディフェンダーをかわしてシュートを放ちます。これをまたもやレーマン選手がファインセーブしますが、弾いたボールに詰め寄ったドログバ選手がキーパーとゴールポストの間の狭いスペースに稲妻のように速いシュートを一閃。キーパーはこれに反応できずついにゲームが動きました。この後リバプールの動きがよくなり、DFも積極的に前に詰める動きをみせます。どちらも一歩もゆずらずめまぐるしく攻守が切り替わるなかでの64分、フェルナンド・トーレス選手は受けたボールをワンタッチしての振り向きざまのシュート。ストイックに得点を狙い続けるその姿勢はまさにゴールハンターの異名がぴったりでしょう。今度はチェルシーのGKチェフ選手がこれに反応することができず、ついに1-1の同点となりそのまま90分が終了。これでアウェイゴールを含めて両チームは同点なので延長戦に突入します。延長戦ではリバプールはトーレス選手を下げ、バベル選手を投入したのですが、そこから両チームの均衡は大きくくずれたように見えました。早いパス回しから97分にはエッシェンがシュートを決めますがこれがノーゴールの判定。リバプールは救われたと思った瞬間98分にバラック選手にPKを与えてしまいます。このプレッシャーのかかるPKをランパード選手はきっちりと決め、さらに105分には途中交代で出てきたアネルカ選手のパスを受けたドログバ選手がまたも強烈なシュートを決めこの日2得点目を決め、スコアは3-1となります。延長戦後半では、バベル選手が強烈なロングシュートを決め、これによって最後まで目が離せない展開となりましたが、結局3-2でゲームは終了し、チェルシーはクラブ史上初のChampions_League決勝進出を果たしました。

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