2008年5月16日金曜日

Sorimachi_Japan

U-23日本代表のトゥーロン国際大会メンバーが発表されました。GKは山本海人選手、西川周作選手、林彰洋選手、DFは中村北斗選手、伊野波雅彦選手、水本裕貴選手、田中裕介選手、青山直晃選手、森重真人選手、吉田麻也選手、MFは本田拓也選手、谷口博之選手、水野晃樹選手、梶山陽平選手、青山敏弘選手、上田康太選手、細貝萌選手、本田圭佑選手、梅崎司選手、FWは李忠成選手、岡崎慎司選手、森本貴幸選手、エスクデロ・セルヒオ選手です。今まで明かされていなかった反町監督の秘密兵器は浦和のFWであるエスクデロ・セルヒオ選手でした。かれは日本国籍を取得してから11ヶ月です。4月にU-23日本代表候補と練習試合で対戦し、そこで見せたスピードとドリブルのテクニックが選出の決め手となったようです。日本代表経験者が14人もいる浦和で、今シーズンは3試合出場しただけですが、彼はU-15アルゼンチン代表候補にも選出されておりテクニックは証明済みです。FWのインパクトに欠ける日本代表にとっては大きな武器となることは間違いないでしょう。彼は13歳の時にアルゼンチンから再来日し、2007年6月に北京五輪出場を目指して日本国籍を取得しましたが、故障が重なり代表には召集されませんでした。その不遇の1年間は、世界でプレーしているライバルの活躍をチェックして発奮材料とし、復帰に燃えていました。彼の兄のダミアン選手もアルゼンチン代表で五輪出場が濃厚であり、父のアリエルさんからは五輪の場で2人の対決が見たいと夢を託されています。必ずや反町監督の、また日本の期待に応えてくれるでしょう。そしてセリエAのカターニャからは、数々の最年少記録を打ち立てて「怪物」とまで呼ばれた森本選手も初招集されました。左太もも痛などで召集を見送られていましたが、最近は状態も回復しており、五輪での活躍も期待されています。これによってFWの決定力不足という不安要素はほぼないといっても過言ではありません。あとはチームとしてどう機能させるかという反町監督の手腕次第となりそうです。また、中村俊輔選手もオーバーエージ候補となっているようなので、彼の経験とゲームメイクも大きな武器となりそうです。

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