2008年5月17日土曜日

VICTORIA_MILE

今週の日曜日、5月17日は東京競馬場で、G1レースであるVICTORIA_MILEが行われます。VICORIA_MILEVICTORIAとはローマ神話に登場する勝利の女神で、この牝馬限定の1600メートルのレースは2006年から開催されるようになりました。この日の出走馬は、1番「テンイムホウ」、2番「ブルーメンブラット」、3番「ローブデコルテ」、4番「ジョリーダンス」、5番「ピンクカメオ」、6番「エイジアンウィンズ」、7番「タニノハクレイア」、8番「パーフェクトジョイ」、9番「ウオッカ」、10番「アルコセニョーラ」、11番「トウカイオスカー」、12番「ヤマニンメルベイユ」、13番「ニシノマナムスメ」、14番「タイキマドレーヌ」、15番「ベルモントプロテア」、16番「マイネカンナ」、17番「ベッラレイア」、18番「レインダンス」の18頭で行われます。やはり注目となるのは昨年のダービー馬である「ウォッカ」です。先日ドバイに遠征に行っており、4着と大健闘しており、昨年の宝塚記念からは連帯率は低いが、これはあえて牡馬相手のG1レースにばかり出走していたからです。今回に限り牝馬限定のレースなので、無様な姿をさらす所は想像できません。現在はダントツの1番人気が物語るように、はっきり言って不安要素は皆無でしょう。ただ、競馬の恐いところは不安材料が見当たらない時ほど勝てないことです。それはなぜかと言うとやはりダントツの一番人気の馬は常に他の全ての競走馬からその動向をマークされてしまいます。そうなると相手騎手の腕ひとつで早目に抜け出したり、レース展開を変えてみたりと色々な予定外のことが起こります。それでも尚勝つ強い馬もいれば、思うようにレースがさせてもらえず負けてしまうシーンをよく見ます。そしてそれはこの「ウオッカ」の様な差しの脚質の馬ほど自分のペースで走るのが難しいような気がします。さらに今回は1600メートル、この中距離のレースではその日の馬の調子次第では何が起きても不思議ではありません。対抗馬としては「ブルーメンブラット」、「ニシノマナムスメ」、「ベッラレイア」が挙げられていますが、はたして武豊騎手は見事レースを制すことができるでしょうか。

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