2008年5月15日木曜日
Giants_again
この日のGiantsは、出場選手登録即、今シーズン2度目の先発となった金刃投手が自身最短となる1回3分の2での降板となり、横浜BayStarsに連敗を喫してしまいました。悪夢は突然起こりました。金刃投手は2回、ツーアウト満塁から仁志選手に走者一掃の3得点を許してしまうと、続く内川選手、村田選手にもタイムリーを浴びてマウンドを降りました。彼はこの日、満を持しての登板のはずでした。4月の中日戦で5回5失点ノックアウトされ、2軍落ちとなってからは、イースタンで3勝、防御率もトップと結果をだして這い上がってきて1軍交流のブルペンでもキレのあるボールを投げ込みやっとつかんだリベンジのチャンスでした。前回の登板時には140キロにも満たなかったストレートも143キロをマークしていましたが、同じように変化球のスピードまで上がっていました。結果的に緩急を使ったピッチングをすることができませんでした。おそらくぶざまなピッチングをしてしまったらまた2軍落ちになってしまうという恐怖と闘っていたのでしょう。ピンチに陥ったとたんに投げる球がなくなったように単調になってしまいました。球種は多く持っている選手だけに、所々に緩いカーブなどをはさんでいれば結果は多少違ったかもしれません。その金刃投手とは対照的に2番手としてマウンドに上がった門倉投手は150キロ近い速球に、スライダーやフォークボールを交ぜ、うまく緩急をつかったピッチングを見せていました。経験もあり、長いイニングもこなせる投手です。この日の試合が2回での5失点のみで終わったことを考えれば門倉投手を先発として起用していればよかったとさえ思えてしまいます。当然この日は打線のほうも勢いを失い、終わってみれば谷選手のタイムリーと、安部選手の3号ソロによる2得点に終わりました。40試合を消化して、先発投手が6回もたずに降板したのはこの日で18試合目です。そのうち13試合が負け試合だということを考えるとやはりこの日の敗因は先発投手にあったと言えるでしょう。現在最下位の横浜に手痛い連敗で借金は3となりました。先発陣を立て直してなんとか早い段階で勝率5割に戻したいところでしょう。
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